アードベッグ5年と10年飲み比べ
変わらず寒い日が続く昨今、皆様お元気でしょうか。
そんな寒い日は、やはりお酒を飲んで暖かくなりたくなりますね。
それも、暖炉の前で、ウイスキーのストレートをぐびっとやりたくなるものです。
ということで、今日は私の大好きなウイスキー、アードベッグ10年と5年の飲み比べ記事です。
そもそもアードベッグとは何か。
・ピート臭(焦げ臭い、薬品臭い)がすごいことで有名。
・今回のむTENがスタンダード品。
・これを好きな人々はアードベギャンと呼ばれる
という知る人ぞ知る名ウイスキーです。
年に1度、アードベッグデイというイベントが行われ、そこで毎年新作が飲めます。(その新作をボトルで買うのはかなり大変。このイベントで飲むことはできる)
さて、上記の通りTENはスタンダード品ですが、2020年に発売したのがこのアードベッグ5年 WEE BEASTIEです。
あまりそこら辺でも売っていないというのをネットで見ましたが、近くのカクヤスで売っていたので購入。
そして、年末になくなっていたアードベッグTENを購入したので、この記事を書くことにしました。
ご尊顔。
まず、ボトルがかっこいいですよね。ミドリのボトルに黒メインの色遣いが厨二心をくすぐります。
5年の方の赤もワンポイントでかっこいい。最高。
テイスティング
色
5年の方がちょっと濃いめ。10年は薄い。
5年の方は、少し赤見がかかってる?
香り
5年は、炭+オイリーな感じ。なんか重い、のっぺりした感じ。このオイリーさ、私はちょっと苦手。
10年は、潮っけ。からのちょい甘さ、柑橘。嗅ぐと海が頭に広がる。
ストレート
5年は、香りの方にあったオイリーさが来る。フィニッシュにかけては炭っぽさ、苦み。香りがそのまま味に反映されている。
10年は、やはり潮っぽさ。口いっぱいに広がる。後味は爽やか系。しょっぱさの中に炭な感じ。
ちょい加水
5年は、ストレートとかにあったオイリーさが薄まってちょっと飲みやすく感じた。
このオイリーさ、なんだろうと思ったけど、この前かったロイヤルロッホナガー12年にちょっと似ている。
シェリー樽の味なのかな?(この5年はオロロソシェリー樽を使っているらしい)
10年は、ちょい加水すると後味に合った炭ぽさが強くなってきた。
トゥワイスアップ
5年は、ちょっとしょっぱい感じになってきた。後味のところは薄まって、ほぼない。
10年は、柑橘感がかなり出てくる。炭っぽさはほぼなくなる。
しかし、トゥワイスにしても両者しっかりウイスキーの味がする。さすが。
ロック
5年は、ロックにするとごくごく飲める。上にあったオイリーさはあるけど、奥の方に炭がいる。
10年は、しょっぱさ、そして青りんご感。炭感はあんまりない。
ハイボール
5年は、やはり一貫してオイリー感。ただ、それがシュワっとなった感じ。うまいけど、なんかちょっと重い。
10年は、柑橘感がメインでサブに炭っぽい燻製感。爽快感すごい。ってかマジでうまい。